米・雑穀

米・雑穀

家族が毎日食べるお米だからこそ、安全でおいしいお米を。

農薬の毒性に注意!常総生協が取り扱うお米は、すべて一般慣行栽培の半分以下の「特別栽培米」です。

EUでは2007年有機リン系農薬が禁止されましたが、日本ではいまだに大量に使われています。
1990年代から有機リン系農薬にかわって「ネオニコチノイド」系農薬が登場し様々な農作物に使用されています。
ネオニコチノイド系農薬は浸透性・残効性・神経毒性が特徴です。水溶性のため植物の葉や茎から直接吸収されたり、 土壌に撒かれると根から吸収して植物の身体全体に行き渡り、葉からしみ出る露を飲んだり、 密や花粉を食べた昆虫が死んでゆきます。この浸透性・残効性のために農薬回数を減らせられると使用が増えています。
しかし神経毒性(下図上)が疑われることからEUでは昨年2013年4月ネオニコ系農薬3成分の暫定使用中止を決定しました。 日本は逆行して規制緩和されています。

市販品との違い

茨城県・千葉県の一般慣行栽培コシヒカリ

農薬成分合計17
種子消毒(4)、育苗(0~2)、本田除草空中散布(3~4)、個別防除(6)

黒澤さんのひとめぼれ(宮城県・涌谷町)

農薬成分合計0

無農薬のコメ作り

親子3世代、50年にわたって無農薬・無化学肥料栽培。自家製完熟堆肥を使用。 もみで貯蔵したものを注文後、もみ摺・精米してお届け。
農薬を使わないので毎年カブトエビが生息。 生物層の豊かな田んぼです。作付け面積は50ha。

ひとめぼれ
カブトエビが生息する田んぼ
黒澤さん親子

めぐみちゃん(コシヒカリ)(茨城県・常総市)

農薬成分合計2(初期除草剤1回)

地産池消のお付き合い

小貝川の肥沃な恵まれた土壌と土作りで、毎年高い食味値をマーク。生産者11名は常総生協と地産地消20年のおつきあい。
丁寧な水管理と、除草作業。長年の経験をいかした栽培管理で農薬成分数も減らす事に成功。

めぐみちゃん
毎年恒例田植え交流
めぐみちゃん⽣産者11名

おきたま興農舎(山形県・高畠町)

農薬成分合計0(コシヒカリ・つや姫)3(ひとめぼれ)(初期除草剤1回)

肥料等は共通の資材を使用しコスト削減化。除草は「カブトエビ」「マガモ」「米ぬか」「紙マルチ」「人力」等、薬に頼らない米作り。 物資源(サンラテール)を使い、土に団粒構造を持たせ、保肥力ある土作り、おいしい米作りを実践しています。

マガモを使って除草

鯉渕学園(コシヒカリ)(茨城県・水戸市)

農薬成分合計6(処理済種子JA購入、初中期除草剤1回、中期除草剤1回(ヒエ対策)、イモチ病対策1回)

学生の学びの場からの産物。講師の指導の下、稲作の基本栽培管理を勉強している。肥料には学内の畜産場で出た牛糞と、近隣の畜産農家から分けてもらっている牛糞を堆肥かして施肥しています。学生が丹精こめて作っています。

鯉渕学園の学⽣たち

JAやさと稲作部会(コシヒカリ)(茨城県・石岡市)

農薬成分合計7(種子消毒剤、除草剤、殺虫・殺菌剤)

化学肥料、農薬の使用を慣行栽培の半分以下とした特別栽培米。JAやさと管内で飼育される採卵鶏の糞を堆肥として利用。 精米した時の米ぬかもボカシ・餌としても使うことで地域内での循環型農業を実現し、低コスト化にも成功。

筑波山ふもとに広がる田んぼ

雑穀

ミネラル、食物繊維が豊富な雑穀をお米と一緒に

岩手県・岩泉町のおばあちゃんたちより希少な雑穀(あわ、ひえ、きび、アマランサス、えごま、 他/無農薬、もしくは初期除草1回)をわけてもらっています(月1回企画)。

アマランサスの花
⽣産者の佐々⽊さんと村上さん