日配品

豆腐

主原料は国内産を基本に、不要な添加物は使用しません。

大豆加工品 豆腐、油揚げ

常総生協のお豆腐は、
①国産大豆 100%のみを使用、
②天然のにがり使用、
③消泡剤不使用、
④揚げ物は圧搾一番しぼりの揚げ油を使用
…これはこだわりでも何でもなく、 「昔から作られてきた普通のやり方」です。
しかし今は大豆ひとつとっても、国産と輸入の外国産では圧倒的に外国産が安く、国産大豆を使う豆腐屋さんはごく少数です。

大豆
国産大豆100%(良質な植物性タンパク質が豊富)

豆腐、味噌、醤油、煮豆など、日本では古来より大豆を好んで食べて参りました。大豆には植物性の優れたタンパク質を豊富に含んでおります。 その含有量が多いのが国産大豆の特徴。一方で外国産(アメリカ、ブラジル、中国、他)は、大豆を食べる文化があまりなく、 どちらかというと油や牛のエサを目的として作られていることもあり、脂分が多い特徴があります。遺伝子組み換えも心配です。そういった面からも、 食べるに適した大豆は国産に限ります。

凝固剤(天然のにがりを使うには職人の技量が必要)

豆腐を固める凝固剤には、「海水から作られる自然物のもの」「人工的に薬品から作られるもの」の2つに分けられます。 常総生協のお豆腐は前者の「海水」に含まれるマグネシウム(海水にがり)を使います。
「海水にがり」は天然のミネラル分が豊富に含まれるため、大豆の甘みを引き出しやすいというと特徴があります。 人工的に作られるにがりの「硫酸カルシウム」「グルコノデルタラクトン」 などには味がないので醤油をかけて食べるようになったという説もあるとか。
海水にがりは天然の自然物。濃度や成分が微妙に違うので調整が必要です。海水にがり(塩化マグネシウム)を使うと海のミネラル分により、 複雑な味わいをもたらしますが、豆腐の凝固反応が早いため、熟練者でないと製造効率を悪くします(製造ロスの発生)。 それこそ1丁数十円で売る豆腐です。失敗は許されません。他方で、人工の凝固剤は熟練していなくても固められ、歩留まり良く製造が可能になります。 同時に薄い豆乳濃度でも固めることが出来ます。こうして、大豆の味がない、安い豆腐が出来上がります。

消泡剤は使いません(豆腐業界の「魔法の薬」)

消泡剤はその名の通り「泡を消してくれる薬剤」です。 豆腐の製造過程で、大豆をすり潰した呉汁(ごじる)を煮ると大量の泡が出ます。 消泡剤(一括表示上は「グリセリン脂肪酸エステル」などと表記)は、泡を捨てることなく抑制し、 製造効率(歩留まり)をよくします。 しかし、常総生協のお豆腐屋さんは消泡剤を使わず、職人がすくって泡を取り除きます。 その理由は、泡にはえぐみ(アク)や苦味があり、 これを消泡剤で「散らす」と豆腐に残ってしまうからです。しかし、同時に呉汁も取り除かれてしまいます。その割合は約20%。もし消泡剤を使った場合、 300gの豆腐が約150丁以上多く作れます。その他、消泡剤には薄い豆乳濃度でも滑らかさ、ぷるぷる感をだせることや併せもつ防腐効果から日持ちを良くします。 効率よりも味重視、水増しするために余計な添加物は使わないのが常総生協の豆腐作りです。

手作業ですくって泡を取り除きます。
手作業ですくって泡を取り除きます。

市販品の原材料との比較

もめん豆腐(常総生協)
原材料:大豆(国産)〈遺伝子組み換えでない〉、凝固剤[粗製海水塩化マグネシウム(にがり)]
もめん豆腐

市販品(一例)
原材料:大豆(アメリカ)、凝固剤[グルコノデルタラクトン]、消泡剤(グリセリン脂肪酸エステル)

大豆加工品 納豆
常総生協の納豆は、国産大豆100%使用

豆腐と同じで大豆は国産と輸入の外国産では圧倒的に外国産が安く、国産大豆を使う納豆屋さんはごく少数です。 しかし外国産大豆はポストハーベスト農薬や遺伝子組み換え原料である問題があるばかりか、一般的に搾油用の品種であり、 国産大豆に多く含まれる植物性タンパク質に比べ、味や風味が劣り、本当は納豆には向きません。 豆の味をごまかす為にタレ付き納豆が発売されたともいわれています。

漬物
市販されている漬物は添加物がいっぱい
~素材から吟味し、化学調味料を排除しています~

発酵食品の代名詞である「漬物」にも現在ではたくさんの添加物が使用されています。たとえば、市販のたくあんや福神漬はなぜあんなに黄色だったり赤色なのでしょうか?あの鮮やかな色は黄色4号や赤色4号といった合成着色料が使われています。他にも日持ちをさせる保存料や味付けの化学調味料(アミノ酸等)、香料など数多くの添加物が使われているのです。
※漬物に使われている野菜は外国産が多いので原料産地にも注意が必要です。

福神漬の市販品との原材料の比較

福神漬(常総生協)
原材料:きゅうり、白瓜、大根、茄子、人参、しそ(野菜はすべて国内産)、醤油、砂糖、みりん、酢

市販品(一例)
原材料:大根(中国、国産)、きゅうり(中国、ラオス)、なす(中国)、れんこん、生姜、なたまめ、しそ、ごま 漬け原材料[砂糖類(砂糖、ぶどう糖加糖溶液、水あめ)、アミノ酸液、しょうゆ、還元水あめ、食塩、本みりん、醸造酢、たんぱく加水分解物、香辛料]、調味料(アミノ酸等)、酸味料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、着色料(黄4、黄5、赤106)、増粘剤(キサンタン)、香料

白菜キムチの市販品との原材料の比較

白菜キムチ(常総生協)
原材料:白菜、大根、食塩、唐辛子、りんご、にら、砂糖、煮干し、ねぎ、昆布、にんにく、えびの塩辛、玉ねぎ、生姜、ごま、にんじん、いわしの塩辛、セロリ

市販品(一例)
原材料:白菜、大根、漬け原材料[唐辛子、食塩、おきあみの塩辛、ねぎ、にんにく、たまねぎ、魚醤(魚介類)]、 ソルビトール、調味液(アミノ酸)

葉一枚一枚に薬念を塗りこみます。
葉一枚一枚に薬念を塗りこみます。
漬物もやっぱり「手作り」が一番!
葉一枚一枚に薬念を塗りこみます。

常総生協では素材の味を活かした漬物をお届けするとともに、 「三五八漬け」「ぬか漬け」などでの手作りをおすすめしています。

三五八漬けの素
三五八漬けの素
原材料:米こうじ、米、食塩
いりぬか
いりぬか
原材料:米ぬか、卵殻粉