純植物性飼料で育てた『つくば茜鶏』

臭みのないジューシーな鶏肉。一般的なブロイラー(肉用鶏)に比べ肥育期間も長く、肉質が充実し旨みが多いのが特徴 です。

地産地消で支えるこだわり養鶏『つくば茜鶏』
茜鶏

フランス生まれのレッドブロ一種で、4名(直営農場と3ヶ所の契約農場)の生産者が育てている銘柄鶏です。
全ての生産者が筑波山付近におり、私たちのすぐ近くで養鶏を営んでいます。
一般のブロイラーが50日前後の飼育期間のところ、つくば茜鶏は70日前後。 全飼育期間、開放鶏舎で平飼いをしています。

できるだけストレスのない環境下で飼育することが大切だと考え、鶏舎には自然の風と光が入り、自由に動き回ってのびのびと育っています。 また、 抗生物質などは一切投与しません。 免疫を高め健康に育てるために飼料にも気を配ります。

鶏舎

飼料は全て植物性、非遺伝子組み換えでポストハーベストフリ ー (※)です。
また配合飼料の主体になるのはとうもろこしですが、どうしても輸入に頼らざるを得ない穀物です。 その為少しでも国内自給できるようにと全体の約3割を飼料米にしています。 植物性の飼料に加え、適度な運動をしていることで、適度な歯ごたえになります。

(※)ポストハーベストフリーとは、収穫後に防かびなどを目的とした農薬を使用していない農作物のこと。

丁寧に育てることをモットーにしています。

生産者の一人、野口さんの家では代々養鶏を営んできました。つくば茜鶏の飼育を始めたのは約20年前ですが、それ以前からも 開放鶏舎で平飼いをするなど、できるだけ自然に近い形の飼育に取り組んでいます。

レッドブロー種は気性が荒いと言われますが、 鶏舎を開けても騒ぐことなく落ち着いています。こういった点からも生産者が日々ていねいに接していることが感じられます。
何よりも気にかけているのは「温度管理」です。鶏は汗腺がなく、口呼吸だけで温度調節を行います。そのため高温や低温には弱く、 あまりにも高温になると突然死をしてしまうこともあり、ミスト機や扇風機を使って温度管理を慣重に行っています。

鶏舎周辺

写真の様に鶏舎の周りに木々を植えているのは、直射日光を遮り温度上昇を防ぐ目的です。
養鶏は自然相手のことなので難しい部分はあります。ですが、これまでの飼育記録を参考に試行錯誤しながらていねいに育てて います。

野口さん
まずはシンプルな味付けで

丁寧に育てて伸びのびと育った茜鶏はくさみが無く、ジューシーで女性やお子さんにも好まれる肉質が特徴です。 肉の旨みを楽しむにはシンプルな味付けが一番です。まずはシンプルに塩こしょうでソテーしてどうぞ。

モモ肉皿
チキンソテー