2022年11月3回商品トピック 松永さんの無農薬レモン

●ハウスの中は雑草だらけ、これが重要!
まず驚いたのが、辺り一面が雑草で覆い尽くされている事。
「ハウスの中でも 15~ 20 種類の雑草があります」と松永さん。でも、この雑草が重要なのです。雑草と言っても、そこに住みつく虫は多種多様です。
たとえば、ヤノネカイガラムシというカメムシの一種の害虫がおり、松永さんのレモン園でも見受けられました。一般の多くは強力な農薬をかけて死滅させるところですが、松永さんは放っておきます。すぐにヤドリバチという目に見えないほどの小さいハチがそのカイガラムシに卵を産み付け孵化し、結果カイガラムシは死滅してしまうのです。
また、多様な草木が後に腐葉土となり肥沃な土づくりをおこなってくれます。肥沃な土にはたくさんの生命が宿り、循環を繰り返してくれます。

生命力のあるレモン

■土が柔らかいと、レモンの木は丈夫に育つ!
松永さんはレモンの根を太らせ、四方に根を行き渡らせることを重視します。
それには土の柔らかさが必要ですが、有機質が豊富な松永さんの園地の土壌は柔らかく、根張りよく育ちます。
一般的には苗木を植えて3~4年で収穫可能ですが、松永さんは短期的な収穫量を目指すのではなく、しっかりとした根を張らせることでレモンの寿命とされる30~40年間収穫できるよう大切に育てます。
こうして多少の害虫や環境変化に動じない、生命力溢れたレモンが育ちます。

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