2021年8月1回商品トピック

野菜を切って漬けるだけ。美味しいピクルスの出来上がり!
生野菜をそのまま漬けるだけで、美味しいピクルスが簡単に出来上がります。きゅうり、大根、にんじん、かぶら、キャベツ、セロリ、長芋、ズッキーニ、プチトマト、パプリカ…。お好みの生野菜を切ってジッパー付き保存袋に入れ、その1/3量の「富士ピクル酢」に漬けて下さい。冷蔵庫に保存し、まる1日経てば食べごろです。生で食べられる野菜ならなんでもどうぞ。塩もみや下茹では不要です。
(例・・生野菜300g 富士ピクル酢100ml)

【原材料】
米酢(京都府製造)、砂糖[粗糖](鹿児島県製造)、食塩(オーストラリア産 兵庫県製造)、ドライトマト(有機栽培アメリカ産)、香辛料(有機栽培スリランカ産、有機栽培静岡県産)
【賞味期限】
製造日より1年(直射日光のあたらない場所で、常温保存してください。開栓後は要冷蔵。天然原料由来の沈殿物が生じることがありますが、品質には問題ありません。よく振ってお使いください。)


【棚田・無農薬米】
お酢の原料となる米は、地元・丹後の棚田で作る無農薬米です。昭和39年より、農家と契約して無農薬の米作りを続けてもらっています。 農作業が困難な山里の棚田でわざわざ作るのは、生活排水や他の田んぼで使われる農薬の汚染を避けるためです。また、昼夜の寒暖差が大きく、 水がきれいな棚田で穫れる米は、お米の美味しさを最大限に引き出します。米の品種は8割が“コシヒカリ”、残りの2割が“五百万石”です。“五百万石”は麹づくりに用います。
近年では農家の高齢化と過疎化が深刻となり、いまでは蔵人も米作りにたずさわっています。現在は新型コロナウィルス感染拡大防止の為、イベントができていない状況ですが、顧客・取引先の関係者も田植え、稲刈りの手伝いをおこなっています。

※富士酢製造元「飯尾醸造」ホームページより

【静置発酵】
飯尾醸造の蔵では「静置発酵」とよばれる昔ながらの製法でお酢を造ります。これはタンクの表面の酢酸菌が、80日〜120日と、ゆっくり時間をかけて自然にアルコール分を酢にかえていく発酵法です。時間と手間、職人の勘が必要ですが、醸造している間に酢酸と水が調和し、まろやかで旨味の多いお酢を造ることができます。
残念ながら多くの酢のメーカーでは、効率を優先させるために機械で人工的に空気を送り込み、1日で発酵を終えてしまいます。この速醸法は「全面発酵」と呼ばれています。

※酢酸菌は好気性の菌で、空気に触れる面で発酵します。「静置発酵」では液面でしか発酵が進まないのに対し、 液体内に空気を送り込む「全面発酵」では全体で発酵が進むため、速くお酢ができます。

発酵が終わった酢は、熟成蔵に移され、ゆっくりと時間をかけて熟成されます。熟成期間は最低でも240日〜300日ですが、 その間もただ寝かせておくだけではなく、何度もタンクからタンクへの移し替えを行います。 5回以上の移し替えで空気に触れさせてやることによって、出来上がりの酢は、よりまろやかな風味に仕上がるのです。ワインで言う「デキャンタージュ」と同じことですが、タンクの単位で行うのは手間のかかる作業。最高の状態で皆様の元にお届けできるよう、最後まで手を掛けています。

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