2021年3月2回商品トピック

※2021年3月2回の商品カタログはこちら

センシン食品&鎌倉ハムクラウン商会

震災から10年 復”光”へ進むセンシン食品

 震災以前から長年福島県相馬にて水産加工業に従事。 2007 年に独立し、水産加工会社 「センシン食品」を設立しますが、 2011 年3月の津波で相馬の工場が被災したため、現地の仮設住宅リヤカー事業で、「NPO法人相馬はらがま朝市クラブ」を立ち上げ当代表の高橋永真さんが理事長を兼任する形で現在に至ります。
 震災から1年後の春、⽀援を⾏いながら仮設の加⼯場を被災した仲間とともに再建。ただ、前浜の⿂は使えないため、全国からの⽀援で集められた素材の加⼯からスタート。その第1号が松前 漬け「ねばうま」です。(3月2回おすすめ22番。今回特価でやっております。食べたことがない方は是非食べてみてください。)⻘森県の雪下⼈参、北海道松前町からのするめいか、そして常総⽣協(沼屋さん)の醤油でつくりました。その後も、少しずつ種類を増やしていきました。

 震災後、常総⽣協などのつながりで⽣産者の⽀援もあり、その中には「うちの調味料を使ってみては」という提案もありました。その時「本物の調味料を使うと、やはり今までのものと全く違う仕上がりだった。 これは発⾒だったね」と⾼橋さんは振り返ります。今でも、私市醸造の酢、藤井養蜂場のはちみつ、常総醤油(沼屋)は調味のベースとなっております。

その一方で、当地宮城県名取市閖上地区に整備された水産加工団地内に、「(株)センシン食品名取工場」を設立し、主に相馬漁港で水揚げされた鮮魚を加工しています。

※また、センシン食品が行っているプロトン凍結とは何か?分からない方もいると思います。下記に、高橋さんの息子さんのブログを掲載しておきますのでご参照にお願いいします。https://somanoonchama-mag.com/blog/2/

☆下記は2019年にセンシン食品さんへ産地訪問した時の写真です。

※また、センシン食品の高橋社長の「未来に繋げる言葉」は2021年3月2回のNewsLetter(https://www.coop-joso.jp/newsletter/pdf/2021032.pdf)に記載されているのでそちらも是非、閲覧してみてください

3月2回カタログ表紙に掲載されている特価商品

19番「相馬のおんちゃまセット3~5種詰合せ 価格:税込1566円

ご家庭で簡単に料理出来る状態まで下処理、調理済みです。忙しい方でも美味しい魚料理が手軽に楽しめます。※「おんちゃま」とは相馬地方の方言で「おじさん」「おじちゃん」の意味。その時期「一番のオススメ」が高橋さんのおまかせで届きます!

☆素材の豚肉からこだわる
「鎌倉ハムクラウン商会」☆

発色剤を一切使用しない「無塩せき」ハム・ソーセージ類を製造しています。一概に「無塩せき」といってもリン酸塩や保存料などの添加物や化学調味料、つなぎとして乳や卵などのアレルゲン物質を使ったものが多くありますが、鎌倉ハムは製品の開発当初から「余計なものは極力入れず、シンプルな配合で作る」というポリシーの上で試行錯誤の末に現在に至っており、基本的に豚肉と食塩・砂糖・香辛料のみで製品を作っています。

 主原料の豚肉には、一度も冷凍されていない新鮮な国産豚肉を使用します。新鮮な豚肉のうまみ・結着力を利用することによって、添加物やつなぎに頼らない製品作りを可能としています。シンプルな配合なので、原料肉の味が活かされています。国産豚肉の旨味をお楽しみください。

※また、鎌倉ハムクラウン商会の詳しい内容は下記でも掲載してますので是非ご参照ください

ハム・ソーセージと言えば一般的に添加物の塊と言われ、質の悪い肉を化学調味料や発色剤で一定にし、大量の水とつなぎを結着剤と一緒に固めて作られる物も存在します。生協のお母さんたちの、「安心して子供に与えられるハム・ソーセージが欲しい」という声を元に開発されたのが、鎌倉ハムクラウン商会の無添加のハムとソーセージです。一度も解凍されていない、新鮮な原料豚肉を鮮度を保ち加工することで、添加物や化学調味料なしで美味しいハム・ソーセージ作りを可能にしています。

「鎌倉ハム」とは、明治時代にイギリス人から伝えられたハム・ソーセージの技術が鎌倉郡(今の神奈川県横浜市近辺)より伝わったためできた地域ブランドで「鎌倉ハム○○」という名前の会社は複数あります。鎌倉ハムクラウン商会の商品は、全国の生協、学校給食が主な販売先なので、スーパー・デパートで見かけることはほとんどありません。

3月2回カタログ裏表紙に掲載されている特価商品

409番「鎌倉わけあり皮なしソーセージ規格400g 価格:税込486円    原材料:豚肉、豚脂肪、糖類(水あめ、砂糖)、食塩、香辛料 


★3月2回のおすすめ商品


▽新人職員のみそ作り研修動画はこちら

☆無料で味噌づくりの容器(樽、瓶等)を貸出ししています。こちらからお申込みください。


 新型コロナウィルス感染拡大の影響により、2020年度は様々な状況が変化しました。生協では総代会前後の地区懇談会開催ができないまま、総代会も書面議決中心の採決となり、 例年より物足りなさを感じました。組合員のみなさんが変化した生活にどのように向き合っているいるかなど、 話す事でお互いを励ましたり、現状に向き合うための暮らしの知恵交換をしたり、 組合員同士が交流する場も持てない状況が続いています。こうした状況の中でも、生産者・組合員の”新しいつながりの形”として「つながろうプロジェクト」を発足しました。

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