
すり身の質が決め手
原材料の6割を占める魚のすり身は、もちろん無リンすり身。白身魚のすけそうだらとヨシキリザメを使用しています。すけそうだらの無リンのすり身は北海道稚内の業者から納入された上質なもの。ヨシキリザメは、マグロ漁の副産物として漁獲されますがサメのすり身は鮮度や状態が一定ではないことから、PH値(酸性、アルカリ性のバランス)を測定したうえで品質の安定と魚特有の臭みを抑えるために、レモン果汁と酒粕を加え調整している。

高橋徳治商店のみなさん
ふんわり感が命
はんぺん独自のふんわりした食感は、すり身に泡立てた卵白と山芋を合わせることで生まれる。一般品は茹でるが、高橋徳治商店のソフトはんぺんは、蒸すことで白身魚の淡白な旨味とおいしさを閉じ込め、ソフトな食感となめらかさを実現した。品質を保持するため冷凍での商品化になった。
