食は命 食生活指針
1. 食事のあり方
- 食事は生命力(いのち)ある旬のものをおいしくしっかりととりましょう。
- 背筋を伸ばし、よく噛んでゆっくり味わって食べましょう。
- できるだけ手作りを心がけ、栄養面で偏らない食事にしましょう。
- 食べる楽しみだけでなく、作る楽しみに家族で参加しましょう。

2. 食生活の基本的な考え方
食生活の欧米化に伴う動物性たんぱく質、資質の摂り過ぎに注意し、日本型食生活をとり戻し、生活習慣病を予防しましょう。
- 主食は白米だけでなく、雑穀を混ぜ副食より多め(6割程度)にとりましょう。
- 魚は青魚を積極的にとりましょう。
- 肉、卵、牛乳は質のよいものを適量とりましょう。
- 植物性たんぱく質の大豆、大豆加工品を毎日食べましょう。
- 野菜は緑黄色野菜を組み合わせ、毎食、食卓にのせましょう。
- 食物繊維豊富な乾物、豆類を上手に摂り入れましょう。
- 海の野菜(海藻)も毎日食べましょう。
- 味噌、納豆、漬物などの発酵食品を常食しましょう。
- 油の吸収が多い揚げ物は、衣をつけ過ぎないように注意し、週1〜2回にしましょう。
- 外食の際は単品ではなく、定食物(幕の内)にしましょう。
3. 調理技術
- 台所に秤を。材料や調味料の目安を知り、無駄のない使い方を工夫しましょう。
- だしも栄養。昆布、かつお、煮干等でしっかりとり、うす味を心がけましょう。